アマチュアの私達の、共通の悩みの種は【揃わない】こと。
夜の時間帯が厳しい人、平日日中はオール駄目な人、やれ家族がやれ仕事が、と、極力都合をつけようとはしますが、なかなかに【揃わない】。自ずと、メンバーが欠けた状態で稽古をすることも少なくなく、不在人物のセリフを出番のない人が代わりに読んだり致します。
稽古の進め方は、演出家により多様で、まず座って台本を読み合わせる時間を多く取る場合もあれば、いきなり台本片手に立ち動きながら作っていく場合も。いずれにせよ、相手が代役だと、何というか…勝手が違います。セリフは同じでも、その声色や抑揚などで、返すセリフの調子も変わって来るからです。前回のブログでお話したように、ね。代役は、決まった動きを、次回本役に伝え、全員で支え合いながら稽古を進めていかねばなりません。
公演本番が近づくと、もう家族も仕事もクビぎりぎりの犠牲に!(笑) 常日頃の努力がここでモノを言うわけです。(筆者の、家族への涙ぐましい努力を語りたいが、それはまたいずれ)←いらん
役者が揃っているシーンを抜き出して稽古していくので、通し(※)で初めて全容が知れたりします。だから、「通し」開始時間には必死に間に合わせようと頑張るんですが、それでも【揃わない】ことも。
(※)通し……本番さながら、ノンストップで最後まで繋げて通すこと
アマチュア演劇、案外、いろんな支障を持ち合わせながら作り上げているんですよ?